ロズマリン酸と紫蘇ジュース

2020/05/11

 

知らぬ間にすっかり初夏ですが、おうち生活が長引いてパソコンやスマホのモニターを見ている時間も増え、疲れ目が上手に癒せません・・・。 こんな日は赤紫蘇シロップを炭酸で割ったジュースがよさそう。
鮮やかな天然の赤紫は、ポリフェノールのひとつアントシアニンによるものです。アントシアニンと言えば目の健康を保つブルーのイメージですが、赤紫蘇を煮出して砂糖を加えた赤紫蘇シロップを作る際に欠かせないクエン酸によって美しい赤紫に変わるのです。

紫蘇に含まれるもうひとつの重要な成分は、ローズマリーから発見されたのでロズマリン酸と名付けられましたが、ペパーミントやレモンバーム、紫蘇などシソ科の植物にも豊富に含まれ手軽に利用することができます。

ポリフェノールの一種、ロズマリン酸には高い抗酸化作用や抗炎症作用があり、アレルギーによる皮膚の炎症やつらいかゆみを抑えてくれたり、花粉症やアトピー性皮膚炎、鼻炎、喘息などのアレルギー症状の予防と改善が期待できます。
また、最近の研究では脳の機能や健康を維持する働きについても明らかになってきています。

温室栽培で一年中手に入る青紫蘇とは違い、赤紫蘇が店頭に出回るのはこれから梅雨が明けるまでの僅かな期間ですから、今年も時期を逃さず赤紫蘇シロップを作り置きしようと思います。

クエン酸で作る赤紫蘇シロップの材料は一般的に、
赤しそ 1束(300gくらい)に対して水2L、好みの砂糖 350g~800g、クエン酸 20g(我が家のは40gくらい)の4つですが、塩を小さじ1程度加えれば夏場の熱中症対策にも効果的です。
クエン酸の代わりに好みの酢を2〜3カップ加えるなど、それぞれのおうちの味に仕上げてみてください。