一夜限りのNight Queen

2020/08/07

 

今宵は実家で月下美人が香っています。
小さな鉢を育て始めてから35年にもなる親株が、今年3度目の開花で7つの蕾をつけました。

Night Queenとは、この月下美人からとれる精油の名前で、天然のものは抽出が難しく高価なことから、一般に出回っているものは成分をケミカルに調合したものがほとんど。
優しいふくよかな甘さのあるオリエンタルな芳香は心の興奮を鎮め自らに向き合う助けとして、また肉体に対してはリンパの流れを促したり抗炎症作用で喉の荒れを整えてくれるようです。

ところで、この見るからに美味しそうな花が食べられることを調べてみて初めて知りました。
古くから花や実を食用や薬用とした記録があり、特に咳、喘息、肺炎など呼吸器系のトラブルと、高血圧や体脂肪の改善に有効で、台湾では乾燥した花をスープに入れ薬膳料理の具材にするそうです。
生花なら、萼から雄しべごと縦に裂き、ゆがいて三杯酢和えや水気を切って天ぷらにするなど、また、熟した実は、生で食べるとほんのり甘みのあるサクサクとした食感なのだとか。

明朝は、咲き終えた7輪の花を貰い受けて干してみようと思います。
いつか薬膳スープの記事をアップできる日があるかもしれません^ ^