山査子ドレッシング

2020/05/22

 

山査子(さんざし)は、バラ科の落葉低木で、春に咲かせた白い花は晩夏 真赤に結実します。

その果実の薬効は多岐にわたり古来中国で不老長寿の妙薬とされていました。
バラ科の果実らしい植物繊維、ビタミンAやCだけでなく、ビタミンB群をバランスよく含み、生食には不向きなほどクエン酸も豊富、さらには消化酵素まで持ち合わせたスーパーフルーツで、乾燥した果実は漢方では重要な生薬です。

最近では秋になると生の実も通販で手に入るそうですが、もう少し手軽に使えるのが『山査子条』と呼ばれる中国菓子で、スーパーのドライフルーツコーナーなどにも並んでいます。

果実をジャム状に煮詰めてスティックタイプに乾燥させた山査子条をかぶる程度の水で戻し、戻した汁ごとミキサーでゆるいペースト状にしたら、同量のおろし玉ねぎ、クセの少ないオイル、お酢を加えて塩と粗挽き胡椒で好みの味にととのえれば出来上がり。

レタスと豆苗をあらかじめ山査子ドレッシングで和えて松の実やくるみなどナッツ類をトッピングするのが定番の組み合わせです。

ビタミンBとクエン酸が疲れを癒し腸の中から美肌とやる気を支えてくれる山査子と、気功術において強く質の良い気を作るとされる松の実やくるみの組み合わせは、疲れて気力が続かない時のカンフル剤としても有効です。